ゆあはぴ日記

楽しくマイペースな育児・家事

入院中必要だったものリスト

入院中必要だったものを紹介します

買ったもの(必要だったもの)

・産褥ショーツ・パッド
・授乳用ブラジャー
・前開きパジャマ(帝王切開の時に必要、術後も授乳時等に便利)
・母乳パッド
・ペットボトルに装着するストロー
・スリッパ
・母乳フリーザーパック
  →子どもがNICU入院中だったので、
   搾乳し看護師さんに届けてもらいまし
   た。
   ある程度出せる母乳量が増えてから、
   買うように言われてフリーザーパックを
   買いました。
   私が入院中は病院の売店で購入し、
   退院後は西松屋で買っていました。
乳頭保護クリーム ピュアレーン
  →Medela(メデラ)の乳頭保護クリームを
   入院中に買い足しました。
   頑張って母乳を出そうと思っても、
   乳頭の痛みがきつかったので、
   口コミで評判が良かったピュアレーンを
   買いました。
   私には合っていたようで、
   痛みが和らぎました。
   とはいえ、1日に何回も直接授乳するのは
   痛過ぎて、
   母乳を絞って哺乳瓶であげることも
   ありました。
   子どもが生後3ヶ月くらいになったら、
   授乳していても痛くなくなったので、
   使わなくなりましたが、
   買って良かったです。
   
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   Amazonで 
   37g 2390円で購入しました。
   濃密なクリームが塗った部分に密着して
   くれ、母乳パッドが触れても保護してく
   れます。
   きつい匂いはありません。
   念のため、授乳や搾乳をするときには、
   消毒綿で拭き取っていました。

自宅から持参したもの

・洗面用具
・タオル
・スキンケア
・ケータイの充電器
・髪ゴム
・ふりかけ
ティッシュ
・カーディガン
 (夏でしたが、院内は冷房が効いていたので、羽織ることがありました)
・筆記用具


帝王切開の傷の痛みに耐えながら、
3時間おきに搾乳するのが本当に大変でした。

搾乳以外の時間は、夫との面会、子どものと面会(NICU入院中だったため)、
睡眠、退院後の育児情報の収集等をして過ごしていました。

産後すぐの変化といえば、
母乳を出すために頑張って水をたくさん飲んだ影響で、
水が好きになりました(笑)

病院によって、貸し出しがあったり、
出産セットとして支給されるものもあるので、
確認してから買うのがおすすめです。

出産を通じて感じたこと

私が出産を通して感じたことは、

妊娠、出産は奇跡であり、思い通りにならなくても
子どもが無事であるならば、それでいい

ということです。

出産直後、
普通分娩で産みたかったなと思うこともありました。

そして何より、早産になったことに対しての罪悪感がありました。
私が出産した病院は、母児同室で、
個室が空くまでの間、大部屋にいたのですが、よく赤ちゃんの声が聞こえてきました。

そんな環境もあって、苦しく思うこともありましたが、
NICUでの面会で娘に会えた時には、不安は吹き飛んでだただた可愛いかったです。

娘はお腹の外に出て大変な中頑張っているのに、
私が悩んでいられない、
私に今できることは母乳を頑張って出すこと、
面会時間を大切にすることなんだ
と、前向きになりました。


人と比べるよりも、
目の前のことを大切にし、感謝し、
出来る精一杯のことをすればいい

当たり前だけれど、余裕がなくて忘れていたことでした。

それを娘が教えてくれた気がして、
これから一緒に成長していこうと思いました。

「子どもが0歳なら、親も0歳」
ドラマ「コウノドリ」でそんな感じのセリフがありました。
本当にその通りで、言葉が心に染みてきます( ;∀;)

小さな命  産まれた子どものこと

妊娠34週に産まれた娘は、1800gでした。

2500g未満で産まれた子は、低出生体重児のため、
NICU(新生児集中治療室)にて治療が行われます。

産まれる前は、早産であるため
肺機能が未発達で、人工呼吸器で呼吸をサポートする可能性があると
先生から言われていました。
しかし、産後の先生の話では、自分の力で呼吸ができているので、
呼吸器をつける必要はないとのことで、ホッとしました。

体重が2300gくらいまで増えて、特に問題がなければ、退院できると言われました。


そして、娘の入院生活は、約1ヶ月半に及びました。

退院時には、体重が3000gになっていました。

2300gを超えても、肺の成熟が未完成なために、
食事の後や、寝ている時に
呼吸を忘れてしまうことがあって、
自然と肺が成長するのを待ってからの退院となりました。

先生や看護師さんはとても優しくて、
母乳育児についてもサポートしてもらい、感謝しています。

ただ、一つ不満が生じてしまったのは、
もうすぐ退院できますよ、と言われてから
実際に退院ができたのは2週間後だったことです。

毎日母乳を届けに行くのは、全然苦ではありませんでした。
子どもに会えるのが楽しみで、限られた面会時間で精一杯の愛情を伝えました。

でも、家にいると、出産したのにそばに子どもがいない、
SNS等で育児に奮闘するママさんの投稿を見て、私は、ママになれていない、
もうすぐ退院って言ってくれるけど、それはいつなの、、、?
と、乳腺炎になったこともあり、どんどんネガティブになってしまいました。

とはいえ、娘も私も大変お世話になり、
この病院で出産して本当によかったと思っています。

退院の日は看護師さん数人で笑顔で見送ってくれて
嬉しかったです。
入院中の記録をつけたアルバムもくれました。
子どもの入院期間は自分の体力回復や、
子育てグッズを揃えることもできました。

こうして3人での暮らしが始まりました(*'▽'*)

帝王切開レポ  *後編*

赤ちゃんが産まれた、、、、
しかも産声を聞かせてくれた、、、、

感動に浸る時間は一瞬で過ぎ、
赤ちゃんは大丈夫だろうか、という心配で内心ソワソワしてました。

小児科の先生が、

「想定より大きいし、呼吸は大丈夫そうですよ。
このままNICUに連れて行きますね」
と言って赤ちゃんを連れて行きました。

連れて行く前に
顔が見えるように赤ちゃんの角度を調節してくれました。

遠目だったけれど、顔が見られてなんだかほっとしました。

あーよかった〜
帝王切開終わった〜

と思っていたら、甘かった、、、(笑)
赤ちゃんを出すまでは早かったけれど、
切った子宮やお腹を縫って元に戻さないといけなくて、
そっちの方が時間がかかるという当たり前のことを忘れていました。

お腹を押されているような不思議な感覚が続いて
だんだん気持ち悪くなってきました、、、

出るものないけど、、、吐き気に苦しんでいたら
看護師さんが気づいてくれて、点滴に吐き気止めを入れてくれました。
しばらくして、吐き気は治りました。

赤ちゃんが産まれてから、40〜50分くらいで手術は終わりました。
すごく長く感じました。
そして手術台からベッドに移動させてもらって、病室に戻りました。




病室に戻ってからは、
看護師さんに足のむくみ防止のためのマッサージ機みたいなものをつけてもらったり、
産褥パッドをつけてもらったり、、、
まだ麻酔が効いているので、介護してもらっている気分でした。

色々と作業が終わって、看護師さんが夫を呼びに行ってくれて、
ようやく夫に会えました。

赤ちゃんが無事に産まれたことは、手術中に看護師さんが伝えてくれていて、
夫もとりあえず安心し、誕生を喜んでいました。

看護師さんから、
少ししたら、夫がNICUに面会に行き、
小児科の先生から赤ちゃんの状態についての説明があると言われていたので
その時を待ちました。


手術前の不安は吹き飛び、
ただただ小さな命の誕生に感謝する気持ちでした。

読んでいただきありがとうございました。

帝王切開レポ、完

帝王切開レポ  *前編*

覚えている限りのことを綴ります。
なにしろ今まで感じたことのない、
嬉しさ、怖さ、期待、不安な気持ちで正気であった自信がないので(笑)

病院勤めでしたが、手術室に入るのは初めてでした。
医療系ドラマや映画でよく見る手術室です。

手術台に乗って、
横を向いて膝を抱え込んで丸くなってくださいと言われました。
麻酔をかけるためです。腰に針を刺されました。
ネットで調べた経験談では、かなり痛いと聞いていたので、
覚悟していたからなのか、緊張からなのか、それほど痛くなかったです。

次に、身体のあちこちで手術準備をされていました。

麻酔が聞いているかの確認
尿カテーテルを入れる
手を固定する
術部が見えるように調整する

などなど、、、

友人の経験談では、まな板の上の魚になった気分になると聞いていたのですが、
それは本当でした。
下半身は麻酔が効いていて、自分の意思で動かすことはできないし、
上半身も定位置に固定されていたからです。
唯一動かすことができたのは、頭だけです。

手術スタッフさんたちに言われるがまま準備をしていたら、
小児科の先生が来ました。

「今回赤ちゃんが小さいということで、
産まれたらすぐに赤ちゃんの状態を診させてもらうので、
もしかしたらお顔を見せてあげられないかもしれません。」

本当に産んで大丈夫だろうか、
生産期までお腹の中で育ててあげられなくてごめんなさい。
そんな罪悪感と不安の中、
産科の担当の先生が来ました。

「もうすぐ赤ちゃんに会えるね。
あっという間に終わるから、リラックスしてね」と声をかけてくれました。

その言葉で、少し落ち着きました。
負の感情より、赤ちゃんが誕生する喜びを大切にしようと思いました。

手術開始

麻酔が聞いているので、痛みはありませんが、
自分のお腹が押されたり、作業をしている感覚はありました。

びっくりしたのは、私から術部が見えないように
仕切られているのですが、
術部を照らしている天井からの照明に反射して、先生の手元が見えたことです(苦笑)
血を見て体調を崩すタイプではありませんが、臓器も見えたので、
念の為、凝視しないようにしました。

手術開始から15分くらいだったかな、、、、(曖昧)
先生の「産まれるよー!!」の掛け声の直後、、、
おぎゃー

か細いけれど、産声が聞こえました。
肺の発達が未完成で、自立呼吸がどうなるか分からないと言われていたので
産声は聞けないかもなと思っていたので、本当に嬉しかったです。
本当は夫と感動を共有したかった(とにかく叫びたかった)のですが、
我慢しました( ̄∇ ̄)


、、、続く

帝王切開前の長い1日

AM4時
先生から説明

帝王切開を行う日時ですが、
破水はしているものの、陣痛がはじまったり、出産が進んでいるわけではないので、
赤ちゃんの呼吸機能の発達を促進する薬を点滴で一日投与して、
次の日の午前中にしましょう。今日は一日休んでください。」


ながーい一日でした。
コロナの影響で夫の面会は1時間のみ。

点滴は痛かったけれど、赤ちゃんのためなら全然苦じゃありませんでした。
追加で入院に必要なものを、赤ちゃん用品店で買ってきてもらい、もう準備万端です。

PM8時
次の日の手術に備え、絶飲食でした。

緊張や不安と闘いながらも、夫と連絡をとって励まし合い、ゆっくり就寝しました。

妊娠34週

AM9時
手術日
梅雨の時期で、天気予報では雨だったのに、
窓から気持ちのいい日差しが入ってきました。

今日がこの子の誕生日になるんだ。
どうか無事に生まれますように。
そして、私も生きて、この子を育てさせてください。


そんなことを思いながら、手術前の時間を過ごしていました。
夫が到着すると、やっぱりほっとしました。
看護師さんに術前の健康チェックを受けて、手術着に着替え、いよいよ手術室に移動します。

最後に夫と何を話したか、実はあまり覚えていません。
ただ、手を握って、行ってきます。と言った気がします。泣きそうになりながら(笑)

緊急入院!やっぱり破水していた、、、!

AM2時
病院到着

夜間入り口から入り、すぐに診察してくれました。

診察内容は、
受診までの経緯を改めて説明
破水なのかを調べるための内診
エコーで赤ちゃんの状態を確認
、でした。

診察で状態を確認した先生は、
破水しています。このまま入院して、出産です。
現在妊娠33週6日とのことで、早産になり、赤ちゃんは低体重で生まれてきます。
しかし、エコーで見た感じ赤ちゃんの大きさが週数のわりに小さく、
妊娠30週相当、1500g未満の可能性があります。
その場合、肺の発達が未熟で、お腹の外に出てから自分の力で呼吸ができない可能性があります。
呼吸状態は生まれてからでないと、判断できないので、産後に小児科医から説明があります。」
と私たち夫婦に言いました。

まだ先だと思っていた出産、、、
しかも逆子のままだったので帝王切開、、、
低体重で生まれ、呼吸器をつけるかもしれない、、、、

赤ちゃんに会えるという嬉しい気持ちもありましたが、
それよりも不安な気持ちが大きくなってしまいました。

AM3時
病棟の分娩室に移動しました。
帝王切開をいつ行うのか、先生が調整している間に、
看護師さんから、入院に関する説明を受けました。

今回運が悪かったのは、里帰り直前だったために、実家に荷物を送っていたことです。
実家までは新幹線移動だったので、手荷物を減らすべきだと思い、
母子手帳くらいしか手元にありませんでした。

なので、入院準備をしきてくださいと先生から電話で言われたけれど、
実際は、いつもの下着や着替え、お泊まりセットくらいしか用意できませんでした。
明け方でもあいているドンキに行って前開きのパジャマなどを買ってきてもらいました。

先生は若くて優しい男性医師で、私が看護師さんから、入院の準備が不十分だったことに対して
嫌味を言われた時に、「里帰りの予定だったもんね、それは仕方ないよ〜」とかばってくれました。