ゆあはぴ日記

楽しくマイペースな育児・家事

帝王切開レポ  *前編*

覚えている限りのことを綴ります。
なにしろ今まで感じたことのない、
嬉しさ、怖さ、期待、不安な気持ちで正気であった自信がないので(笑)

病院勤めでしたが、手術室に入るのは初めてでした。
医療系ドラマや映画でよく見る手術室です。

手術台に乗って、
横を向いて膝を抱え込んで丸くなってくださいと言われました。
麻酔をかけるためです。腰に針を刺されました。
ネットで調べた経験談では、かなり痛いと聞いていたので、
覚悟していたからなのか、緊張からなのか、それほど痛くなかったです。

次に、身体のあちこちで手術準備をされていました。

麻酔が聞いているかの確認
尿カテーテルを入れる
手を固定する
術部が見えるように調整する

などなど、、、

友人の経験談では、まな板の上の魚になった気分になると聞いていたのですが、
それは本当でした。
下半身は麻酔が効いていて、自分の意思で動かすことはできないし、
上半身も定位置に固定されていたからです。
唯一動かすことができたのは、頭だけです。

手術スタッフさんたちに言われるがまま準備をしていたら、
小児科の先生が来ました。

「今回赤ちゃんが小さいということで、
産まれたらすぐに赤ちゃんの状態を診させてもらうので、
もしかしたらお顔を見せてあげられないかもしれません。」

本当に産んで大丈夫だろうか、
生産期までお腹の中で育ててあげられなくてごめんなさい。
そんな罪悪感と不安の中、
産科の担当の先生が来ました。

「もうすぐ赤ちゃんに会えるね。
あっという間に終わるから、リラックスしてね」と声をかけてくれました。

その言葉で、少し落ち着きました。
負の感情より、赤ちゃんが誕生する喜びを大切にしようと思いました。

手術開始

麻酔が聞いているので、痛みはありませんが、
自分のお腹が押されたり、作業をしている感覚はありました。

びっくりしたのは、私から術部が見えないように
仕切られているのですが、
術部を照らしている天井からの照明に反射して、先生の手元が見えたことです(苦笑)
血を見て体調を崩すタイプではありませんが、臓器も見えたので、
念の為、凝視しないようにしました。

手術開始から15分くらいだったかな、、、、(曖昧)
先生の「産まれるよー!!」の掛け声の直後、、、
おぎゃー

か細いけれど、産声が聞こえました。
肺の発達が未完成で、自立呼吸がどうなるか分からないと言われていたので
産声は聞けないかもなと思っていたので、本当に嬉しかったです。
本当は夫と感動を共有したかった(とにかく叫びたかった)のですが、
我慢しました( ̄∇ ̄)


、、、続く